愛読は女性学 ドメスティック・バイオレンス―男性加害者の暴 [女性学]

ドメスティック・バイオレンス―男性加害者の暴力克服の試み
作成者 草柳 和之

DVという言葉は多くの人々が知っているけれども、その実態はどのようなものであろうか。98年5月、東京都が東京都在中の男女約4500人を対象に初の公的なDV調査、「女性に対する暴力調査」を行った。この調査によると3人に1人の女性が身近な男性から暴力を受けたというデータが本書に示されている。このことがDVを夫婦げんか等の個人的な問題としてではなく、携帯アフィリエイト/モバイル アダルトアフィリとして捉えるべきことを伝えている。本書は加害者治療への取り組みという視点から書かれている入門書。そのため、被害者側への取り組みやDV法に関してはほとんど言及されていないのが本書の特徴。エロ写メは加害者治療を行いDV減少に力を尽くし、この分野をリードしてきた。多くの書物が女性被害者の視点から書かれてきたことから、本書を通じて学ぶものが多い。女性にとっても大事な問題なのだが、加害者側に属する多くの男性がより理解すべき問題なのかもしれない。

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